ネロリ花水の森田さん
木曜日, 2月 18th, 2010SBSラジオは3年目に入った。
当初は、途中で立ち消えになるのかなという予感もあったけど、何とか続いて来れた。
これは、ディレクター・パーソナリティ・エンジニアと、それぞれを別の人が担当して、
協力してきたからこそ続けることができた。
この間、オープニングの演奏を提供してくれたわくちんとか、快く出演してくれたみなさん、
なにより、ラジオを楽しんでくれているリスナーのみなさんなどなど、
いろんな人の支えがあった。
スローなお話会もそうだが、何かを責任もってやろうとすると、
自分の力以上に多くの人の力を感じる。
きっかけを作るのは自分なのかもしれないけれど、
みんな、いろんな力を持っていて、外に出すのを待っているんだなと感じる。
さて、ラジオ。
今回は熊本でネロリ花水という化粧水を製造・販売している森田さんにお話を伺った。
ネロリ花水は、甘夏の花を蒸留して作っている。
これ、一本が5000円弱するので、なんだか別世界に向けて商売をしている方なのかなと
思ってしまった。
ただ、周りに聞いてみたところ、化粧水というのはそもそもそれぐらいするものなのだそうだ。
何に使うのかすら理解していない僕には、相変わらず別の世界という感じはするが、
とにかく特別な人に向けて商売をしているというわけではないということは納得した。
実際に話してみた森田さんは、すごく柔らかい感じの方で、
とても企業を経営しているような感じもしない。
スロービジネスを応援して、周りにも勧め、自分でも企画を立てているにもかかわらず、
あたりが柔らかければ経営者っぽくないって感じてしまうというのは、
まだまだ起業に偏ったイメージをもっているのだろう。
そういうのって、知らず知らずのうちに、外に出てしまう。
まあ、自分の反省は脇に置いておくとして、
森田さんはほとんど気負いみたいなものがない。
ビジネスとしても、ラジオを聞いてもらうと分かるが、本当に無理をしておらず、
いいシステムを考えたなと思う。
なにより、甘夏みかん農家、花を摘む人々、蒸留して花水を作る人、販売する人、などなど、関わる人みんなが楽しくなってしまう。
なんとか商売上の苦心を聞き出そうとしたのだが、その辺はとくにないというか、
まだ見えていない状態というお答えだった。
が、起業して一年が経つのにそういう状態ということは、基本的には楽観的な性格で、
苦労を苦労と感じていないのだろうなという印象だ。
これから出会うさまざまな問題も淡々と越えていってしまいそうな雰囲気がある。
SBSにこんな方が仲間入りしてくれたというのは、ほんとうにうれしい。
SBSも少しずつ、起業した人、自営業の人、副業の人などが集まってきて、
わいわいとやれる組織になってきているのかなと思う。


